前澤社長の手法は間違っていない
前澤社長さんの「100万円を100人」の手法は、決して間違っていません。
騒動が落ち着いたから、あえて書きます。
企業として1億円の広告費を費やして得られる効果と、
前澤社長の手法でプレゼントして得られる効果、
どちらがZOZOTOWNブランドのイメージアップになるでしょう。
前澤社長は、一種自分自身も広告体として活用しているのです。
かつて同様の手法で本業のアピールをした経営者はたくさんいます。
安売り家電の「城南電器」の宮路社長、
マグロを競り落とす「すしざんまい」の木村社長、
ハイトーンボイスでおなじみ「ジャパネットたかた」の高田会長、
これらの方々以外にも多くの経営者が自ら広告体となりました。
前澤社長の手法を「成金じみている」とかいう人もいますが、
これも手法の1つであり、何にも問題はないと思います。
何らかの犯罪行為で得たお金をプレゼントしていないですし、
商売で稼いだお金のうち自分の手元に入っているお金を配分した、
それも自分のお金として自分がルールを決めて配分した、
それだけのことなのです。
自分にできることを考え、実践する。
成功するも失敗するも、リスクは当然理解し、受け止める。
そうしてビジネスは成されているものだと私は思います。
相当のリスクを背負って、乗り越えて、成功した人は尊敬します。
リスクを背負う勇気がない人間が、
成功者を「成金」とか揶揄する言葉で経営者を批判しても、
お里が知れるだけです。
日本と言う国は、成功者を素直に評価しなくなってしまった。
それでこの国の発展は成し遂げられるのだろうか。