「ひとりになりたい」誰だって、同じ心理になるものさ。

人、組織、社会・・・さまざまなしがらみにもまれて疲れ切った男が「ひとりになりたい」と願望をほんの少しだけ叶えようとするブログです。「こんなこともあるぞ」と教えてもらえたら、即実践するだけのバイタリティは残っています。

PTA役員を断るための方法はあるのか?

 

PTA、やらなきゃダメですか? (小学館新書)

PTA、やらなきゃダメですか? (小学館新書)

 

 

 

そろそろ、季節は冬になり。

次年度のことを考えることも多くなってきましたが、

PTA役員になりたくないと言い訳を考える人も多いでしょう。

 

 

実は私、PTAの本部役員をやっていたことがあります、小学校の。

本部役員になると、会議の日時や活動の内容を自分で考えられます。

「過去の慣例」と決別する勇気さえあれば、

自分がやりやすいように変えることは可能なんです。

 

 

確かに批判のご意見も頂戴しました。

その時は「ではあなたはどうされますか?」とか、

「全部やめてしまうより続けられるようにやり方を変えたのですが?」などと、

反論して黙っていただきました。

 

 

さらに「やり方が気に入らないならいつでも役職を代わってあげるよ」と。

不信任でも何でもすればいいけれど、

一生懸命やってる人に対して責任を負わずにあれこれ言うのは卑怯だと。

そこまで言いきらせていただきました。

 

 

それぐらいの勢いがあればなんとかなるものだ。

なんてことは、現実的にまれかもしれません。

ですが、役員に慣れない理由をあれこれ言うと、正直言って墓穴を掘ります。

 

 

仕事が、家族の介護が、両親の介護が。

これらの理由は「みんなそれぞれに抱えているのだから」と一蹴されます。

考えてみれば「人の事情も知らないで」と憤慨してもいいぐらいです。

 

 

どうせ断るなら、あまり立ち入りたくない家庭の事情を絡めるといいでしょう。

例えば「共稼ぎしないとローンが払えない。生計を誰か補償してくれるのか!」と、

ぐうの音も出ないような理由をぶち上げてみると、誰も反論できないものです。

 

 

まあ、PTA役員なんてやりたい人が稀ですから、

どうせなら自分のやりたいようにやってみるか、

ぐうの音も出ないような理由で断るかのどちらかでしょう。

 

 

一番卑怯なのは「他人に役員をやらせておいて文句だけ言う人」ですね。

いつの時代もそう言う人はいるのが、なんだか悲しい。